12月20日(日)に「都政学習会2020 ~都議会議員と一緒に考える私たちの東京 今とこれから~」を開催しました。私たち「地方自治を考えるおおた実行委員会」では、毎年都政学習会を開催しています。都議会議員(大田区選出)の皆さまから、活動報告や政策の進捗状況などを定期的にご報告いただいております。
今回の都政学習会には学習会には、神林 茂 様 (東京都議会自由民主党)、鈴木 あきひろ 様 (東京都議会自由民主党)、鈴木 あきまさ 様 (東京都議会自由民主党)、藤田 りょうこ 様 (日本共産党東京都議会議員団)にご参加いただきました。
第1部では、新型コロナウィルス、オリンピック・パラリンピックについてのお考えを含め、各登壇者から議会活動のご報告を7分程度でお話いただきました。第2部では、事前に公開募集した質問を中心にお答えいただきました。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、今回は会場参加を実施せず収録のみのかたちで実施いたしました。当然のことながら、新型コロナウイルス感染症対策には十分留意して実施いたしました。
日時:2020年12月20日(日)19時~21時
会場:大田区立入新井集会室・大集会室(収録のみ・一般来場なし)
内容:
<第1部> 大田区選出の都議会議員の皆様から議会活動のご報告
・神林 茂 様 (東京都議会自由民主党)
・鈴木 あきひろ 様 (東京都議会自由民主党)
・鈴木 あきまさ 様 (東京都議会自由民主党)
・藤田 りょうこ 様 (日本共産党東京都議会議員団)
※五十音順です。
オープニング
<第1部> 神林 茂 様 (東京都議会自由民主党)
<第1部> 鈴木 あきひろ 様 (東京都議会自由民主党)
<第1部> 鈴木 あきまさ 様 (東京都議会自由民主党)
<第1部> 藤田 りょうこ 様 (日本共産党東京都議会議員団)
<第1部> もり 愛 様 (都民ファーストの会)
都政学習会2020(2020年12月20日(日)開催)にはご都合がつかず残念ながら欠席された、もり愛様(都民ファーストの会)に新型コロナウイルス、オリンピック・パラリンピックについてのお考えを含め議会活動についてご報告いただきました。
<第2部> 質疑応答
事前に募集した質問を中心にお答えいただきました。
鈴木 あきひろ 様(自由民主党)/ 藤田 りょうこ 様 (共産党)
※神林都議、鈴木あきまさ都議は、ご都合により1部のみご参加いただき、2部はご欠席されました。
下記は公募して寄せられた第2部での質問事項です。この中から質問し、ご回答いただきました。ご質問いただいた皆さま、ありがとうございました!
時間の都合上、すべての質問を取り上げることはできませんでしたが、ご投稿いただいた質問は都議の皆さまに共有しました。
〇コロナ禍で地方自治体の収入が減り、支出が増えています。しかし、昨年の台風19号も含め、毎年大きな災害が起こっています。個別避難計画書の作成について全国的には区市町村レベルではなく都道府県レベルで有償で作成を行うケースも出ています。東京都はどのようにお考えか、また都議会議員としてどのようにお考えかお教えください。
〇コロナ禍において地方自治体の収入は減り、支出は増えている状況下で来年度の予算編成が行われているものと思います。高齢者のサービスである介護保険事業計画は第8期計画が現在行われています。財政的には「緊縮予算」を組まねばならない状況のなかで社会保障の予算については個別の対応や考え方が必要であると思います。どのようにお考えでしょう。
〇大田区内の病院でもフロアごとにコロナ感染者の閉鎖病棟が設定され、そのフロアにとどまらない感染の広がりがいくつかの病院で起きています。東京都は感染者受け入れホテルの協力を求めて動いてきましたが、今後独自の感染者用病棟を設置したり、その病床の人材確保のため自衛隊派遣や他自治体に人材派遣の要請をしたりする構想などあるのでしょうか。
〇蒲蒲線という松原区長いちおしの事業があります。大田区では何年も前から第三セクターを作るといって基金も積んで準備万端です。東京都との調整ができなくて、実現できていないそうです。大田区選出の都議会議員として、これまでどのように取り組まれたのか、そして、これからどのように取り組まれるのか、お聞かせください。
〇大田区の都市計画道路の整備率が23区で最低の水準です。「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」第1章 都市計画道路を取り巻く現状(編集・発行 東京都都市整備局都市基盤部街路計画課)P.10参照。東京都の計画が、大田区で十分に実行されていないことになります。大田区選出の都議会議員としてどのような考えをお持ちでしょうか。お聞かせください。
〇大田区蒲田で今年6月に3歳女児の虐待死という痛ましい事件がありました。大田区でも死亡事例検証報告書が公表されています。東京都ではどのように検証されたのか、どのように検証するのか、お示しください。また、児童虐待についての都議会議員さんのお考えをお聞かせください。
〇現在、東京都は人口増加傾向にあります。対して、世帯数は減少傾向です。子供を持つ世帯を増やすために東京都ができる対策はなんでしょうか。
〇生活困窮者対策について(特に住まいの貧困問題について)
〇外国につながる子どもの学習機会保障について(都立定時制高校の活用を含む)
〇東京都は性的指向と性自認を理由とした差別を禁止する条例、東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例を2018年10月に制定しました。東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指すための布石として、評価をする声を耳にします。そこで質問ですが、上記の東京都条例の評価及びさらなる人権推進施策として重要だと思われるポイントについて聞かせてください。
〇6月の定例会で「刑法の性犯罪規定の見直しに関する意見書」を全会一致で採択していただき、とても心強く思いました。そこで、▼都道府県・市区町村から国への提言等により、ボトムアップで施策を実現した事例▼市民が「施策を実現してほしい」「現行の法制度を変えてほしい」と考えた時、どのような方法で議員と協力していけばよいか、を一緒に考えたいです。
〇全生徒にICT端末を配布し、学校教育はもちろん家庭学習での活用も進めるGIGAスクール構想が、コロナ禍において前倒しされているようです。大田区の公立学校においても今年度中の端末配布を目指しているようです。 GIGAスクール構想を実現するために必要な事や、課題についてお考えをお聞かせください。
〇東京都と大田区の予算の関係について
<第2部> 鈴木 あきひろ 様(自由民主党)/ 藤田 りょうこ 様(共産党)」vol.1
<第2部> 鈴木 あきひろ 様(自由民主党)/ 藤田 りょうこ 様(共産党)」VOL.2
<第2部> 鈴木 あきひろ 様(自由民主党)/ 藤田 りょうこ 様(共産党)」VOL.3
収録後に、地方自治を考えるおおた実行委員会のメンバーでパチリ!(写真撮影時のみマスクを外しました。)
今回は、指田 剛直 様(公益社団法人東京青年会議所 大田区委員会副委員長)にもオブザーブ参加いただきました。(写真1番右)
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